エアウェーブの特長は、根元からふんわり柔らかく、憧れの外国人風のウェーブが実現できること。
『エアウェーブ』という専用のマシンを使い、ロッドにつないだチューブから空気を送ってウェーブのベースを作り、温度と髪の水分量をコントロールして美しいウェーブを作る『新・形状記憶』システムのパーマです。
専門的に言うと、『クリープ』と『ガラス化』という新理論でかける進化系パーマ。
空気の活力を利用して、直接髪の温度を上げないのでダメージが少なく、トリートメント感覚でパーマをかける感じです。
使用する薬剤には、チオ・シスとコスメ系の両方があるので、髪の素材に応じてパーマをかけることが可能です。きつめのパーマには適しませんが、ソフトでしっかりしたリッジ感が実現できます。
こんな方にエアウェーブをお勧めします

髪のボリュームに悩んでいる方、頭の形をよく見せたい方
エアウェーブはあらゆる髪質に対応していますが、特にペタンとした髪質でボリューム感のない方におすすめです。
もっと自然にふっくらさせたい人、あるいは絶壁などで悩んでいて、骨格補正を目的にしたパーマなど用途も多彩です。長さも、ショートヘアからロングヘアまでどんな長さでもOK。

縮毛矯正をした髪でもOK
さらには、パーマでは厄介な『縮毛矯正』をした髪でも、このエアウェーブなら大丈夫です。
クセ毛の人で、きれいなウェーブヘアを手に入れたい方はぜひお試しを。ただし、極端に硬い髪質の人には不向きかもしれません。パシッとした手触りで硬毛の人には、かかりが弱い場合もあるようです。

根本や毛先のポイントパーマ、ゆる巻きやニュアンスカールをしたい方
エアウェーブは、全体的にかけるパーマはもちろん、根元のボリュームアップや毛先のニュアンスカールなど、ポイントパーマにも適しています。つまり、求める部分にほしいカールを作ることができるパーマです。
例えば、髪にハリやコシがなくペタンとした人には、ふっくらとした適度なボリューム感を与えることができるので、矯正的なパーマとしても利用できます。
さらに、ふんわりソフトな質感でありながらも、しっかりしたリッジ感が出るので、ゆる巻きやニュアンスカールも実現できます。髪の水分量をコントロールしているので、毛先もパサつかずしっとりとした仕上がり。
まるで、トリートメントをしたような質感に蘇ります。
施術の流れ
標準的なエアウェーブ施術の流れをご紹介致します。

カウンセリング
どのようなスタイルがご希望か、具体的にお伺いします。
プレシャンプー&カット
施術前の下準備としてシャンプーやカットを行います。
プレ処理
ダメージの度合いにより、プレ処理を行います。

ワインディング
スタイルに合わせてワインディングします。

1剤塗布&テストカール
1剤をムラなく塗布し、スタイルに応じて5~20分テストカールを行います。
中間水洗
ぬるま湯で1剤をしっかり洗い流し、トリートメントを塗布し、1剤の作用を止めます。

クリープ
10~15分間、クリープを促進させます。

チュービング
クリープタイム終了後、ロッド本数を確認し、チュービングを行います。

ガラス化
バックフードを閉じ、ガラス化させます。

チェック
充分に乾燥できているか確認をします。
クーリング&チューブアウト
ソフトフードを外し、バックフードを開け、充分にクーリングします。クーリングが完了したらチューブアウトします。

2剤塗布
5~10分の間隔を開け、2回に分けて2剤を塗布します。
ロッドアウト
プレーンリンス&トリートメント
リンスやトリートメントで髪を保護致します。
スタイリング
お好みに応じてスタイリング致します。